home

ミステリの祭典

login
美食倶楽部殺人事件
酒島章警視シリーズ

作家 嵯峨島昭
出版日1984年05月
平均点2.00点
書評数1人

No.1 2点 kanamori
(2010/04/06 18:25登録)
「白い華燭」などの恋愛ミステリに登場した酒島警視と人妻・鮎子のコンビが主人公役の連作ミステリ。
美食倶楽部会長の死の手掛かりを追って京都、伊勢志摩、北海道さらにはアフリカまで旅行を繰り広げます。ところが、作者の興味はミステリではなく美食のウンチクにあり、物語の9割はその感想に費やされています。事件の真相も拍子抜けです。
姉妹編の「グルメ殺人事件」(旧題「デリシャス殺人事件」)ではバカミス系の殺人トリック連発で、それなりに楽しめましたが、こちらは全くダメでした。

1レコード表示中です 書評