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ミステリの祭典

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走る捜査線
鉄道警察隊シリーズ

作家 島田一男
出版日1989年10月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 江守森江
(2010/03/11 17:49登録)
国鉄からJRに民営化された時期の作品で鉄道公安官から鉄道警察隊への移行に伴いこのシリーズが書かれた。
基本的には旅情ミステリーになる。
ドラマ化が一人歩きする典型例で主人公の清村公三も公三郎に変えられ、原作数をオーバーした今では原案・島田一男とさえクレジットされなくなった。
小説の方も鉄道公安官シリーズに比べパワーダウンした事に加え、作者の年齢による取材力の衰えから3作でシリーズ終了した模様(詳細不明)
このシリーズ終了以降の作者は、筆力の衰えと極度のマンネリ化で単なる量産作家になってしまい残念だった。

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