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ミステリの祭典

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歌麿おんな秘図

作家 大下英治
出版日1997年02月
平均点2.00点
書評数1人

No.1 2点 江守森江
(2010/03/04 21:24登録)
ハッキリと艶本に分類される作品で、歌麿の前半生記なのだが、続編で提示する仮説が歴史ミステリーなので取り上げる。
よって採点はポリシー通り2点。
硬派なドキュメンタリー小説に真骨頂のある作者だが、師匠である梶山季之ばりに男女のまぐわいも見事に描いている。
時代考証に基づいた登場人物達なので、実際の男女関係まで想起させて、まぐわい描写以外が結構面白い。
※余談
この作品から派生した浮世絵の勉強?でTSUTAYAの屋号の原点が蔦屋重三郎にあると知った。

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