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ミステリの祭典

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ライトニング

作家 ディーン・クーンツ
出版日1989年10月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 Tetchy
(2009/12/22 00:37登録)
クーンツにしては、という云い方は失礼かもしれないが、複雑なプロットの物語でかなり読むのも苦労をした。タイムトラベル物の一つなのだが、とにかく複雑な構成。
パラドックスに関してかなりの時間を費やして考察を行った節があるのだが、最後の敵クライトマンがクリーゲルのチャーチルとヒトラーに対して行った工作が成功した後にも存在していたのは何故?などという疑問もある。
先に読んだ『奇妙な道』にアイデアは似ていると思う。特に防戦に失敗して主人公が死亡した後に、別の手段でやり直しが効くところは正にそっくりだ。
いつものクーンツ作品と違い、事件解決後の後日談があるのも珍しい。

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