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ミステリの祭典

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銀行仕置人

作家 池井戸潤
出版日2005年02月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 E-BANKER
(2010/04/26 23:16登録)
なにやら、故藤田まこと主演の時代劇のようなタイトルですが・・・
作品の内容としては、主人公の銀行員が銀行の上層部に嵌められ左遷→→内部に味方を得て上層部の悪事をあばき、見事に仇を討つ・・・という展開。
作者の長編によくあるパターンです。
本作は、銀行内部の専門的な用語や職務内容に触れている部分が比較的多いため、一般の読者にはやや分かりくい所があるかもしれません。
ただ、プロットとしては銀行版の「勧善懲悪痛快娯楽作品」なので、肩の凝らない読みやすい作品に仕上がっているとは思います。
しかし、銀行って「ドロドロ」したところですね・・・氏の作品を読むとつくづく感じてしまいます。

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