home

ミステリの祭典

login
黄金番組殺人事件
私立探偵・左文字進シリーズ

作家 西村京太郎
出版日1979年09月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 E-BANKER
(2010/10/24 00:16登録)
私立探偵左門字進シリーズ。
タイトル名は”ゴールデン・アワー殺人事件”。
本シリーズといえば「誘拐物」というわけで、毎回意外なプロットで楽しませてくれますが、今回は民放テレビ局の看板番組の出演者5名が収録中に忽然と消え、誘拐事件に発展・・・という設定。
誘拐方法も犯人像も謎のまま事件は進み、期待感は膨らみますが、他の佳作ほどの捻りはなく、ラストもやや平板な感じは否めません。その分どうしても評価は辛めに・・・
ただ、本作の白眉は当時(70年代後半?)の芸能人が何と実名で登場すること!(和田アキコや西条秀樹、なんと森繁久弥までも。許可取ってるの?)
しかも、和田アキコに至っては左門字に調査の依頼までしちゃいます。
さすが大物です。

1レコード表示中です 書評