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ミステリの祭典

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奇妙な道

作家 ディーン・クーンツ
出版日1999年05月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 Tetchy
(2009/11/04 00:29登録)
「奇妙な道」と「ハロウィーンの訪問者」を収録した作品集。
本書の大半を占める前者は自分の理想とする新たな人生を取り戻そうとするという男の再生譚なのだが、どうもこの設定は受け入れ難い。
失敗したらリセットできるという能力はいくらなんでもやりすぎでしょう。
これじゃハッピーエンドに終わるわけだ。
後者は他愛のない話で恐らくこれは児童向けの説教小説だろう。怪物を出すあたり、クーンツらしいといえばそうだが。
実に小粒な印象。

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