home

ミステリの祭典

login
大博打

作家 黒川博行
出版日1991年12月
平均点7.50点
書評数2人

No.2 7点 TON2
(2012/11/04 20:04登録)
軽快な大阪弁で、天藤真の「大誘拐」のようにユーモラスです。この作者は、よく取材をしていて、読んでいて必ず新しい知識が得られます。

No.1 8点 ZAto
(2009/10/17 13:09登録)
誘拐ものの最大の見せ場は身代金の受け渡し場面にあるのはいうまでもなく、そこに作家たちは様々なアイデアを凝らす。
しかし犯人と被害者、犯人と警察との人間ドラマが薄いとシステマチックなアイデア先行だけの小説になる。
黒川は人間をしっかりと描ける作家だ。
それも心象描写を延々と綴っていくのではなく、会話や台詞で使われる言葉を精査しながら、
そこから醸される登場人物の心情を読ませることにかけては天下一品だともいえる。

2レコード表示中です 書評