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ミステリの祭典

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無貌伝 ~夢境ホテルの午睡~

作家 望月守宮
出版日2009年10月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点
(2019/11/30 14:25登録)
精霊的存在であるヒトデナシが存在するパラレルワールドを舞台にしたシリーズの第2作。前回読んだ第3作ではタイトルのヒトデナシ無貌がたいして活躍しませんでしたが、本作では捕まった無貌が、登場シーンはさほど多くないものの、クライマックスでは派手に暴れて秋津探偵と対決し、楽しませてくれます。
ミステリ的な内容については、本作でも意外性は確かにあります。特に最後の最後に明かされる殺し屋の依頼者の秘密には、不自然さは感じながらも驚かされました。しかし、今回は登場人物が多すぎて、ごちゃついてしまった気がします。「信用できます」と言われる御堂八雲探偵は、何やってんだかという感じですし。舞台となる夢境ホテルの1週間の設定は、ハードSFではおなじみの似た効果の現象と比べると、整合性がどうなんだろうと思えるところもありました。まあ夢だからいいのかなぁ…

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