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ミステリの祭典

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酸素は鏡に映らない

作家 上遠野浩平
出版日2007年03月
平均点3.00点
書評数1人

No.1 3点 あるびれお
(2009/09/25 10:20登録)
子どもから大人まで、幅広い読者を対象としたミステリーランドの一冊。これまでこの作者の本を読んだことがなかったので、どんな作者なんだろう、という興味もあって読み始めた。う~ん、ちょっと期待はずれだっただろうか。
ミステリとしての面白さがあまり感じられなくて、不思議な話ではあるのだけれど、楽しめなかった。子どもが読んだら感想はまた異なってくるのかもしれないが、ミステリーランドとして変化球を投げてみたけどすっぽ抜けてしまった、という印象であった。同じ変化球でも、殊能さんの「子どもの王様」の方が、まだ読み応えがあった。正直、不満。コストパフォーマンスが著しく悪い。

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