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ミステリの祭典

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シャーロック・ホームズの災難(下)
エラリイ・クイーン編

作家 アンソロジー(海外編集者)
出版日1985年01月
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点 Tetchy
(2010/09/12 21:40登録)
下巻はユーモア作家たちと研究家諸氏によるパスティーシュが収録されているが、正直長編で「これは!」と思うものはなく、スティーヴン・リーコックの「名探偵危機一髪」、正体不明の作家A・E・Pの「シャーロック・ホームズの破滅」、医学博士ローガン・クレンデニングの「消えたご先祖」など一発オチのショートショートに光るものがあった。

このアンソロジーは歴史に埋もれそうになりつつあったホームズのパスティーシュを残すための文学的功績以外、その価値はないだろう。

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