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ミステリの祭典

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灰色の美神
改題『消えたカリスマ美容師」

作家 高山聖史
出版日2009年05月
平均点2.00点
書評数1人

No.1 2点 江守森江
(2010/07/02 03:17登録)
前作に引き続いた選挙サスペンスか、作者が「このミス」で書くと宣言していた前作の主役の一人を主人公にしたハードボイルドだろうと図書館から借りて来た。
想像していた物とは全く違う美容業界でのゴタゴタを描いたミステリーの範疇外作品だった。
そもそも、宝島社の考えるミステリーの範囲に疑問を感じている。
「このミス大賞」受賞者レーベル故に、受賞者の作品であればミステリーの範疇外でも構わず出版するのは如何なものか。
世評は高くないが前作が楽しめ期待していただけに残念でもある。
作者も腹を括って選挙サスペンス専門作家になってしまえば良かった気がする。

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