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ミステリの祭典

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殺意を呼ぶ館

作家 ルース・レンデル
出版日1999年04月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 Tetchy
(2009/09/10 20:58登録)
作中幾度となく引合いに出されるように、これはレンデル流『千夜一夜物語』なのだ。
シュローヴ館という建物に魅了された女の破滅への道のりと、その娘の、母という繭からの脱皮と自我の覚醒とを書いた。
今回のラストは実にレンデルらしくなくて清々しい。
ショーンよ、御前は真底、男だったゾ。

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