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ミステリの祭典

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魔神の遊戯
御手洗潔シリーズ

作家 島田荘司
出版日2002年08月
平均点5.86点
書評数22人

No.2 7点 けるる
(2002/09/06 02:25登録)
力作、という感じではありましたが、切れ味はそんなに鋭くないと思う。作者は文芸春秋のページの本格ミステリマスターズ特集に「書き足りない」ようなことを書いていたが、むしろ冗長な部分もあった。解決はあっさりしていたけど。まあ、21世紀の御手洗潔が何をしているのか解って良かったかなとは思う。
 なんにしろ、島田荘司の、この人にしか書けない本格ミステリだ。この叢書の趣旨には当て嵌まるのだろう。

No.1 7点 京子
(2002/09/06 01:09登録)
久々に島田荘司のまともな長編小説が読めたという気がします。読みご応えも十分でした。
事件のトリックは薄々見当がついてしまいましたが、最後のどんでんがえし(?)には見事に騙されてしまいました。ともかく御手洗らしくてよかったです!

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