子供たちはどこにいる |
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作家 | メアリ・H・クラーク |
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出版日 | 1980年10月 |
平均点 | 6.00点 |
書評数 | 1人 |
No.1 | 6点 | 蟷螂の斧 | |
(2013/12/04 09:20登録) 米ベスト100の50位(サスペンス部門4位)裏表紙より「夫の声がきこえる―ナンシー、どうしたんだ?子供たちはどこにいる?七年前の実子殺害容疑は、証人が姿を消したため、かろうじて有罪を免れた。頼もしい男と出会い、二人の子供に恵まれ、忌まわしい過去を振り捨てて、新しい生活が始まった。しかし、またもや子供たちは、いなくなった。」・・・警察はナンシーを疑い、物語は進行するのですが、誘拐犯(ロリコン)が当初から登場しますので、ナンシーの容疑の有無については読者にとって問題となりません。従って、どこに犯人が潜んでいるのか、子供たちの運命は?ということを中心に物語は進行します。登場人物の心象もよく描かれていますし、風景も頭に入ってきます。非常に読みやすいし、テンポもいいですね。また、ちょっとしたサプライズも用意されています。アメリカではサスペンスの女王と呼ばれているそうですが、日本での知名度は?。 |