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ミステリの祭典

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第五の日に帰って行った男

作家 ブライアン・フリーマントル
出版日1986年12月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 Tetchy
(2009/04/27 22:17登録)
亡命者をテーマにした5つの短編を集めたもの。
亡命者が亡命する際の緊張感、どのような緻密な計画を立てるのか、果たして成功するのか否かというのが亡命物のメインとなるのだが、短編である本作においてはその辺が軽く書かれており、フリーマントル自身、短編である事を意識して最後のどんでん返しに主眼を置いて著したようだ。
しかし彼お得意のどんでん返しも長編の焼き直しのような感じがして、物足りない。
この作者、やはり長編向きだと思う。

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