home

ミステリの祭典

login
探偵三影潤全集3 赤の巻
私立探偵・三影潤

作家 仁木悦子
出版日2005年06月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点
(2026/03/18 17:56登録)
出版芸術社から出ている私立探偵(会社名や名刺には「秘密探偵」とされています)三影潤の全集も最終巻は赤の巻、これまでの白、青に入っていなかった短編7編を年代順に並べています。色としては、1970年4月発表のシリーズ第1作ダイイング・メッセージもの『くれないの文字』、1977年7月発表の『緋の記憶』が赤系。
この作者については全体的にそう言える作品が多いと思うのですが、本書収録作も、うまく考えられてはいるけれども、ちょっと作りすぎかな、というところがあります。三影の重要証人との出会い方とかもそうですし、「意外な」人物が犯人だったというのもそうなのですが、ひねったところにわざとらしさを感じてしまうのです。『暗緑の時代』も、割とストレートに話が終わったなと思っていたら、冒頭部分で、「この人物が怪しそうだ」と作者の癖から想像していたとおりのひねりが加えられていました。

1レコード表示中です 書評