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ミステリの祭典

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ソーラー・ポンズの事件簿
ホームズのライヴァルたち

作家 オーガスト・ダーレス
出版日1979年07月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 6点 ボナンザ
(2022/02/22 22:06登録)
いかにもホームズのパスティーシュで、キャラクターや設定もやり過ぎなくらい意図的に真似ている。内容もホームズものの雰囲気が好きなら当たりと思われる。

No.1 5点 mini
(2009/03/21 10:07登録)
ホームズのライヴァルの一つで創元文庫版
創元はねえ、企画と編集能力は高いけど詰めが甘いんだよ
何でソーラー・ポンズなんかシリーズに入れたかねえ
どうせならホームズのパスティーシュたちって企画でも立てて、何人かの作家を集めた方がまだ良かったんじゃねえの
ライヴァルたち、と言うからには同型同類は許されても、パスティーシュまで含めちゃ駄目でしょ、ちょっと分野が違うでしょ
だから企画の中でこれだけ浮いてるんだよ
もちろんアプルビイとかも違和感あるんだけどさ、あれは書かれた時代が違い過ぎって意味だからさ
いや時代って言ったらソーラー・ポンズだってさ、書誌的に雑誌掲載されだしたのが30年代で、第1短編集刊行に至っては1945年だぜ
それだとホームズのライヴァルの時代じゃねえだろ、だから創元って出版社は・・・・
あっ、まだ内容について書いてないや
もちろんパスティーシュとしては良く出来てる
「消えた機関車」なんて本家ドイルの「消えた臨急」へのオマージュだし
けれどホームズのパスティーシュなんて世の中には百花繚乱だからね

創元は企画段階から間違えているんだよ
これ入れる位ならさ、科学者探偵クレイグ・ケネディ、心理分析探偵ルーサー・トラント、鉄道探偵ソープ・へイズル、親指探偵ポール・ベックとか他に色々候補はあったはずなのに

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