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ミステリの祭典

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ワイオミングの惨劇

作家 トレヴェニアン
出版日2004年05月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 Tetchy
(2009/04/02 22:12登録)
トレヴェニアンの遺作である本書は非常に複雑な想いを抱く読後である。
果たして創作メモめいた最後のエピローグは必要だったのだろうか?
ここに至り、今まで語られたストーリーの結構というものが揺るぎを持ち、何とも評し難い思いが渦巻いている。結局、何が語りたかったのだろう、作者は?

感想としては最後の一文に救われる思いがしたが、やはり後味が何とも悪いのである。

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