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ミステリの祭典

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真夜中の意匠

作家 斎藤栄
出版日1967年01月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点
(2008/12/13 12:31登録)
1つの殺人・1人の容疑者にもかかわらず、まさにアリバイのつるべ打ち。鮎川哲也のような鉄壁のアリバイではなくて、崩しても崩しても新たなアリバイが主張される、ほとんど漫才のような趣向です。
漫才ですから、リアリティを言い出すのは野暮というものでしょう。刑事たちは真面目に捜査を進めていきますが、笑いながら読むのが一番だと思います。

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