home

ミステリの祭典

login
バルーン・タウンの手毬唄
「バルーン・タウン」シリーズ

作家 松尾由美
出版日2002年09月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 kanamori
(2010/06/05 16:03登録)
妊婦のみが住む街”バルーン・タウン”シリーズ第3弾。
今回も内外古典ミステリをパロッたタイトルでニヤニヤさせてくれます。
「バルーン・タウンの手毬唄」は手毬唄の見立て連続事件で真相もある意味お約束どおり、「幻の妊婦」は唯一のアリバイ証言者である妊婦の真相と叙述トリックが面白い。
「9か月では遅すぎる」は”まして雨の日では”という言葉の意味が見事に伏線となって生きています。

1レコード表示中です 書評