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ミステリの祭典

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マイ・フェア・レディーズ

作家 トニー・ケンリック
出版日1981年12月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点
(2023/03/07 00:10登録)
『スカイジャック』等、タイトルを知っている作品はいくつかありましたが、ケンリックを読むのは本作が初めてです。『スカイジャック』もそうですが、ケンリック作品の多くは原題と邦題がまるっきり異なっていて、本作の原題は "The Chicago Girl"。邦題の元ネタは当然あの映画ですが、女性二人の内一人はあっさり失敗しますし、もう一人はオードリーとは逆パターンです。
第5作ということで、訳者あとがきにも、「全体的には初期のナンセンス・ユーモアをかなり押さえた」作品になっていることが書かれていますが、危険な詐欺をたくらむ主役の二人がマルクス兄弟のことを語り合うシーンがあり、やはりこの作家のルーツはそんなところにあるんだろうなと思えます。
次々に予期せぬ出来事が積み重なり、おもしろいことはおもしろいのですが、個人的にはほとんどが想定内の飛び方に思えた点が少々不満でした。

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