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ミステリの祭典

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残酷な夜
別題『サヴェッジ・ナイト』

作家 ジム・トンプスン
出版日1999年06月
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点 蟷螂の斧
(2016/12/02 18:34登録)
裏表紙より~『身長5フィート、肺病病みの殺し屋リトル・ビガーは、近く開かれる裁判の重要証人の口を封じるため、ニューヨーク州の小さな田舎町にやって来た。真面目な学生を装って標的の家に下宿した彼は、美しいが自堕落な妻を誘惑、下宿で働く片脚の女や世話好きの老人など、周囲の人間を巧みに利用しながら着々と暗殺計画を進めていく。しかし、冷徹なプロの殺人者であるビガーにも予想もつかなかった展開が彼を待ち受けていた…。全篇を覆いつくす暴力と死の暗い影、歪んだ世界の歪んだ愛、そして戦慄のクライマックス。魂の暗黒を描き出すパルプ・ノワールの鬼才ジム・トンプスンの埋もれた傑作。』~
「サヴェッジ・ナイト」翔泳社版で読みました。主人公は殺し屋であるのですが、学校に通いバイトもするというもの。この辺は笑えるのですが・・・。標的をどうやって殺害するのか?といったサスペンスものではありません。どちらかといえば、殺し屋の内面を描いた作品といえるのかも。ラストもあまりピンと来なかった。残念です。

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