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ミステリの祭典

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警視庁特捜班ドットジェイピー
警視庁特捜班ドットジェイピーシリーズ

作家 我孫子武丸
出版日2008年06月
平均点2.50点
書評数2人

No.2 2点 パメル
(2024/04/22 06:32登録)
不祥事が続く警視庁は、イメージアップのため様々な分野のエキスパートでもある5名を選び警視庁特捜班ドットジェイピーを設立した。(秘密戦隊ゴレンジャーから始まる特撮テレビドラマシリーズのいわゆる戦隊モノのパクリ)
本作の最大の特徴は、メンバー全員が高い能力を持ちながら、いわゆる残念な人たちであること。人を食ったような奇人変人たちを淡々とした文体で描き、彼らが巻き起こすドタバタ劇を活写する。
物語自体は、メンバーの一人に恨みを持つ犯人が、ひき起こす攪乱、誘拐といった事件を作者なりのユーモアを交えながら進んでいく。ミステリ的要素の面白さもなければ、笑わせに来ているのだと思うが笑えない下品なギャグなど残念なところが多い。そして登場人物ひとりひとりの個性も掘り下げるに至っていないので、キャラクター小説としても今ひとつ。
はっきり言ってしまうと、今まで読んできたどの小説よりもつまらなかった。読書の時間を返して欲しいと思ったレベル。

No.1 3点 ちゅんぴ
(2011/03/05 11:54登録)
微妙の一言につきるかも。

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