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ミステリの祭典

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サハラに舞う羽根
別題『四枚の羽根』

作家 A・E・W・メイスン
出版日1997年03月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 Tetchy
(2008/06/11 11:27登録)
100年以上も前の作品だが、なんと2003年に映画化されている。
確かに文章は古めかしいかもしれないが、100年以上も前に書かれた作品とは思えぬほど、中東戦争の描写の丹念さや物語の登場人物が織り成す心の綾などが非常に丁寧に描かれ、はっきり云って21世紀に残しても遜色ない。

メイスンは本格よりもこういう歴史冒険物の方がやはり合う。もともとこっちが本家だけにこなれている。

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