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ミステリの祭典

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遥かなり神々の座
登山家・滝沢育夫

作家 谷甲州
出版日1990年08月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 Tetchy
(2008/05/18 00:20登録)
「山男には惚れるなよ」という唄があるが、それを地で行く主人公の造形に圧倒された。
やっぱり登山家というのはある意味人生破綻者なのかもしれない。

そしてこの主人公がヒマラヤ登山で出くわす事件から、ニマという男を通じて戦士になっていく過程もなかなか読ませる。

しかし最後のくどいくらいのどんでん返しは不要じゃないかな~。
最後にどっかーんと爽快感がほしかった。

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