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ミステリの祭典

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親鸞の不在証明

作家 鯨統一郎
出版日2006年09月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 kanamori
(2010/08/22 20:54登録)
「金閣寺に密室」「いろは歌に暗号」に続く長編歴史ミステリの第3弾。
六郎太と静のコンビが狂言回しとなって、名僧に関わる過去の事件を描くのがシリーズの定型で、密室、暗号につづいて今回はアリバイ(不在証明)かと思っていると、最後に背負投げを喰らうことになります。
この歴史シリーズ、余計なギャグもなく比較的まじめに書いているのは好印象です。

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