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ミステリの祭典

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黒いカルテ

作家 島田一男
出版日1982年10月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 斎藤警部
(2026/10/02 00:32登録)
医者が探偵。 婦警がワトスン。 庶民相手の貧乏医院を舞台に、人情ミステリの短いピースが並ぶ。

黒いハガキ/未亡人/天使の手/ガラスの砦/うそつき坊や/ラッパ鼓隊/悪徳医師/スリの娘/二重殺人/小さな姉/嘘、売ります (春陽文庫)

文章もミステリも、ちょっと緩くていい塩梅だね。 最初の数本、タイトル出落ちのネタバレ悲劇が目に余ったり、せっかくの伏線から逃れるように真相があれあれカックンだったりする傾向があったけど、全体通して見たら尻上がりに謎が深みと輝きを増して行きましたかね。 前半も悪いワケじゃない。 ま、あまり期待し過ぎないで。

「まあまあ、そう神経質になりなさんな。 こどもたちは、あの軽快なリズムを愛しているんだ。 戦争なんか考えていやしないよ」

昭和も二世紀目に入った今年だけど、本当に昭和に戻ったかと思うほど短い夏だった。 まさか八月で夏が終わっちまうとはなあ。。 口惜しいからこのシマイチは九月の貴重な真夏日にぶつけて読んだもんさ。 そいや今日(もう昨日か)も久しぶりの真夏日だったなあ。 島田一男の夏、今からチョットでも復活しないかなあ。

「えーと、もうひとつ・・・・・・、おかあさんッ」

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