| 妖怪博士 明智小五郎シリーズ |
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| 作家 | 江戸川乱歩 |
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| 出版日 | 1964年07月 |
| 平均点 | 6.00点 |
| 書評数 | 1人 |
| No.1 | 6点 | 虫暮部 | |
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(2026/09/01 13:56登録) “その頃、東京じゅうの町々で、人々は寄るとさわると「妖怪博士蛭田」の、「笑う大コウモリ団」の、噂をしているのでした。” と言う場面は無い。 指摘しておきたいのだが、薄気味の悪い蛭田博士も、恐ろしい人間大の化け物コウモリも、少年探偵団と明智小五郎および極少数の大人の前にしか姿を晒していない。なかなか凝ったヴィジュアルなんだけどな。 つまりこれは、世間を巻き込む大スペクタクル・ショーではなく、少年探偵団に向けたクロース・アップ・マジックなのである。あまりにも贅沢。なんと大人気無い復讐心。しかし国宝の掛け軸はしっかり手にしている。天晴れ天晴れ。 そして、またもやラストの “ばんざーい” は、海野十三『蠅男』への返答だろうか? |
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