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ミステリの祭典

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月光とアムネジア

作家 牧野修
出版日2006年08月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 メルカトル
(2026/08/11 22:09登録)
レーテ性認知障害症候群。ある日突然、直径数キロメートルから数十キロの愚空間と呼ばれる場が生じる自然災害<レーテ>。愚空間に入った人間は、ほぼ三時間ごとにその記憶を失い、長時間その中に居れば永久的な記憶障害を起こす。この愚空間に逃げ込んだ謎の暗殺者「月光夜」を元殺人課の刑事である他山が追う物語。

ちょっと難解なホラー風のファンタジーです。牧野修は病を扱った作品が多いけれど、今回は「月光夜」と呼ばれる人間の頭脳に次々と憑りついていく生物なのか何だかよく分からない存在を追って、県警の刑事達がバトルを繰り広げながら、命懸けのミッションを遂行していくというストーリーです。途中、そこはもっと詳しく書いてくれないと、と感じる説明不足な点が幾度かあり、やや不親切だと思いました。ラストはいきなりテイストが変わり、ああっと叫びそうになる間もなく呆気なく終わりました。

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