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ミステリの祭典

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忠臣蔵殺人事件

作家 皆川博子
出版日1986年12月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 虫暮部
(2026/07/22 14:17登録)
 実は私、忠臣蔵って殆ど知らない。何しろ吉良上野介と小栗上野介を混同していたくらいだ。“忠臣蔵の裏側、華やかな仇討ちのかげに埋もれた部分” と言われても、表側を知らないのでピンと来ない。
 歴史ミステリではなく、そのへんは装飾に留まっているのが幸いであった。時代がかった浪漫(?)である “仇討ち” が、欲得ずくの法律問題に反転したのは衝撃。探偵役の記者が結構私情に駆られているのに苦笑。
 “錯乱して自殺” と言うのはどうなんだろうなぁ。説得力としては五分五分だけど、事件の中にそのピースを混ぜるのが面白さに貢献しているとは思えないのである。

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