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ミステリの祭典

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トカジャンゴ

作家 戸梶圭太
出版日2002年09月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 メルカトル
(2026/07/03 22:31登録)
『ヒロミ』『トレンド』の二作目までを読み終えた段階で、随分物騒な作品だなと思いました。ちょっと今までに経験したことの無い様な、読者に緊張感を強いる感覚が残りました。要するにエログロなんですが、尋常ではない、ダイレクトに脳に突き刺さる感じでした、ちょっと大袈裟ですが。三作目以降はその毒が薄れると同時に、面白味も薄れます。駄洒落塗れの連続殺人事件を扱った『スーパー・クール・ランニング』は大味で捻りがないし、最終作の『ゴンドラの七人』は圧倒的に説明不足で、プロットも上手くない、ハッキリ言って滅茶苦茶な作品に感じました。

作品ごとに出来不出来の差が激しい短編集で、ミステリやらサスペンスやらの枠に嵌り切らない異様な作品は評価出来ますが、駄作凡作も混じる為全般的に高評価とは行きませんでした。正直一、二作目のクオリティならいささか疲れはするものの7点は堅かっただろうなと思うと残念です。

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