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ミステリの祭典

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人類は衰退しました1
人類は衰退しましたシリーズ

作家 田中ロミオ
出版日2007年05月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 メルカトル
(2026/06/23 22:45登録)
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は”妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人との間を取り持つ重要な職、国際公務員の”調停官”となり、故郷のクスノキの里に帰ってきました。祖父の年齢でも現役でできる仕事なのだから、さぞや楽なのだろうとこの職を選んだわたしは、さっそく妖精さんたちに挨拶に出向いたのですが……。田中ロミオ、新境地に挑む作家デビュー作。
Amazon内容紹介より。

サクサク読めるのは良いですが、いい大人の読む本ではないですね。序盤意味ありげに“彼ら”と連呼していますが、蓋を開けてみればそれは妖精だったというオチ。流石に予想外でしたが、何だか拍子抜け。その後もさしたる事件は起こらずのんびりと話は進みます。ふんわりしたファンタジーが好きな読者に支持されたのか、Amazonの評価は思いの外高く、それが一番驚きです。

まだまだ先は長く、所謂序章を読まされたような感覚でした。少なくとも長編を読んだ気はしません。ラノベ読者を腐すつもりは毛頭ありませんが、他ジャンルに比べて不当に高評価過ぎませんかね。メルヘン大好きな大人達が日本には多いって事でしょうか。日本って平和なんだなあ。

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