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ミステリの祭典

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袋小路くんは今日もクローズドサークルにいる

作家 日部星花
出版日2021年08月
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点 makomako
(2026/06/20 07:55登録)
先祖の呪いで事件に巻き込まれやすく、巻き込まれるとその周囲がクローズドサークルとなり解決しない限り脱出できないという、とんでもない想定のお話です。
なかなかのことを考えるなあと感心します。
これならかなり自由に推理小説が描けそう。
何度か事件が学校で起きます。それも殺人事件まで起きてしまいます。
連作物のようでもあり、最終場面ではどんでん返し様のお話ともなっています。
これだけからみたら新しい本格ものの世界を切り開いたようにもみえるのですが、いかんせん話の中身がかなりしょぼい。
さらに高校生が学校で殺人事件に巻き込まれ、犯人も周囲に登場する高校生らしいなんてことになるといよいよ大変です。

以下ちょっとネタバレ

登場人物がとてもそんなことをやるとは思えないような性格に描かれているため、真相が暴露されると強い違和感を感じました。
こんな犯罪をやるような人物なら全体がそれなりに変な集団とするか、作者の駒のように人格があまり描かれないようにしないと。普通の高校生が普通に行動していて突然殺人犯でしたと言われてもふつう信じられませんよね。

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