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ミステリの祭典

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文藝モンスター

作家 二宮敦人
出版日2016年11月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 メルカトル
(2026/06/12 22:22登録)
文学賞の打ち上げのために集まった、強烈な個性をもつ売れっ子作家たち。そこで発生した猟奇殺人事件を、彼らは解決できるのか?
Amazon内容紹介より。

予備知識なしで読みました。タイトルから想像するに、文壇の確執や編集者との関係等を絡めた文学作品だと思っていましたが、意外にも本格ミステリでした。バカミスですけどね。しかし、ミステリ以外の部分が面白いんですよ。特に増田長春文学賞各受賞者のインタビューが奮っています。ジャンルの違う作家達の、小説を書くという事に対する姿勢の違いが浮き彫りになり、それぞれの個性が際立ちます。

ミステリとしては死体を何故損壊したのかを軸に、一人の奇矯な作家が真相に迫ります。アイディアは面白いですが、リアリティはありません。かなり突っ込みどころがあり、そこが評価が割れた原因となっている気がします。こういうのを許容出来るかどうか、これについては個人的にはあまり気にならない方なので評価は高めになっています。作風は真面目に書いているのにどこかユーモアが感じられ、事件に比して陰惨な雰囲気はありません。読み易いのも良いです。

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