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ミステリの祭典

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黄昏の銃声
猟区管理官ジョー・ビケット

作家 C・J・ボックス
出版日2026年06月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 kanamori
(2026/09/13 11:46登録)
グリズリーによる狩猟ガイド襲撃事件の調査で山中にいた猟区管理官ジョー・ピケットは、ヒューイット判事が狙撃されたという緊急の連絡を受ける。弾はいっしょに自宅にいた妻に当たり、彼女は瀕死の重傷を負ってしまった。判事は過去に自分が有罪の判決を下した者の中に犯人がいるとみなし、検事や警察署長、保安官らの法執行官を集め捜査を命じる。そのメンバーに加わったジョーは、射撃のプロである盟友・鷹匠のネイトに協力を仰ぐが、家族を持ったネイトの周リにも麻薬カルテルの刺客の影が…………。

ワイオミング州の猟区管理官ジョー・ピケットを主人公とする冒険サスペンス・シリーズの、なんと20作目で、安定の面白さです。ということで、今回は冒険スリラーの要素は控えめで、主題は捜査小説、フーダニットものの謎解きミステリになっており、前作の終盤の郡庁舎前の惨劇を踏まえたサイド・ストーリーを含め、諸々の伏線がきれいに回収される作者のテクニックが一番の読みどころと言えるでしょう。しかもジョーの天敵とも言える義母のミッシーの襲来さえ事件の裏の構図の伏線だったとは。もはや恒例のネタになっている感があるジョーのピックアップ・トラックの運命も然りです。ラストで示唆される長女のシェリダンの今後の役割も楽しみです。

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