| 4月1日のマイホーム |
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| 作家 | 真梨幸子 |
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| 出版日 | 不明 |
| 平均点 | 5.00点 |
| 書評数 | 1人 |
| No.1 | 5点 | E-BANKER | |
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(2026/06/05 15:15登録) 時折ふいに読みたくなる作家(あくまで個人的にですが)、真梨幸子。 そんな女史お得意の連作形式のミステリ。 単行本は2023年の発表。 ①「A区画三浦邸」=まずは本作の概要が分かる(はず)の第1編。登場する女性は、年下の働かない男性と結婚した中年女性。ひょんなことからブログが大当たりし大金が転がり込む。そして憧れの23区内に家を持つことに・・・そこから事件は大きく動き出す。 ②「D区画戸井田邸」=三浦より更にクセの強い中年女性「戸井田」。彼女の“心の拠り所”は娘が超名門お嬢様小学校に通ってること。たまにいるよねー、少しでも他人にマウントを取りたがる女性。当然ながら、事件は起こる。他者を巻き込みながら・・・ ③「B区画田上邸」=クセの強い三浦・戸井田と比べ、落ち着いていて他人の話をよく聞いて、常に頼られる存在の中年女性・田上さん。しかし、彼女の心の中にも大きな闇があったのです。本作では、引っ越しの際に持参する「ご挨拶」のものをどのくらいのものにするか、ということがひとつの「材料」として出てきますが、彼女の選んだ「ご挨拶」は後々大きな事件を引き起こすことに・・・ ④「腐乱死体」=そして突然登場する「腐乱死体」! えっ! ⑤「ゾンビ」=そして突然登場する「ゾンビ」! えっ! ⑥「E区画藤倉邸&C区画米本邸」=ストーリーの進展とともに、”謎の存在”となるE区画とC区画。その謎をめぐって、三浦と戸井田と田上が大騒ぎする展開に。ここにきて、ようやく全体像が見えてきた(かな)。 ⑦「エイプリルフール」=別にすべてが「嘘」・・・というわけではありません。一応、本作の仕掛け&全体像がはっきりする最終章。でも、これってかなり無理やりな結末のつけ方のような気が・・・ 以上。「エピローグ」で更なるツイストあり。 うーーん。あまり手放しで褒めるような作品ではないな。ただ、いろいろ考えてるな、作者は。あの手この手で読者を「飽きさせまい」としているのはよく分かる。 本作もプロットとしては面白いと思う。出てくる人物、特に中年女性のキャラたちは、作者の手にかかると実にいきいきとしていて、「いかにも」感が満載。 まあ、ごく軽~い気持ちで読むには手頃かもしれません。 (でも、また読みたくなるんだろうな・・・作者の作品を) |
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