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ミステリの祭典

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みんなの少年探偵団2
有栖川有栖ほか

作家 アンソロジー(出版社編)
出版日2016年03月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 メルカトル
(2026/05/12 22:33登録)
江戸川乱歩生誕120年を記念して刊行され、テレビや新聞など様々な媒体にも紹介されて話題にもなったアンソロジー『みんなの少年探偵団』。
2015年は江戸川乱歩没後50年ということで、市場も盛り上がりを見せているが、その最後の締めくくりとしての『みんなの少年探偵団』第2弾企画。
第2弾も、子供時代に少年探偵団と怪人二十面相の息詰まる対決に胸を躍らせた過去を持つ作家陣が集結。
今作では、有栖川有栖、歌野晶午、大崎梢、坂木司、平山夢明という豪華5人が「少年探偵団」オマージュに挑む!
Amazon内容紹介より。

5作品の中では有栖川有栖の『未来人F』が頭抜けて面白かった。流石としか言いようがありません。オマージュとしては勿論、やはりミステリですからそこに最も比重を置いているのが有栖川でした。又メタミステリにもなっている辺りが凄いです。その点歌野晶午は記憶に残りませんでした。他の三人はそれぞれが自身の色を出していて、比べてみるとなかなか興味深いものがありますね。

平山夢明なんかを読むと、「少年探偵団」って何でもアリなんだなと思います。グロさを抑えきれず思わず書いてしまった感が半端ないです。物語として破綻はしてませんけど。坂木司はそう来たかって感じで、ちょっとだけ意外性を楽しめました。全体的に目立つのは、怪人二十面相がどんだけ変装するんだよって事でした。そんなに変装してたかなあって。

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