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ミステリの祭典

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妖怪変化殺人事件
大貫警部シリーズ

作家 赤川次郎
出版日1993年10月
平均点3.00点
書評数1人

No.1 3点 メルカトル
(2026/05/06 22:18登録)
傍若無人・神出鬼没のあの大貫警部が殺人犯を追って勇猛果敢、遊園地の〈怪奇の館〉に突入。不気味な闇に待ちうけるのは吸血鬼・ミイラ男にゴーゴン、そして狼男――。けれどもこんな怪物たちよりもっと恐ろしい生きものが、この世にはいたのである。表題作を含め四編収録の大人気・大貫警部シリーズ・第八弾。
Amazon内容紹介より。

第三話まで、ゴチャゴチャして非常に解り難い内容だと思います。さしたる仕掛けもトリックもない、面白味の無いユーモアミステリの凡作と言えるでしょう。大貫シリーズも第八弾ともなるとネタ切れ感が半端なく、会話文が多くサクサク読めるだけが取り柄です。殺人事件そのものにも魅力がなく、外連味すら感じられないし、褒めるところが見当たりませんね。

第四話の『表裏一体殺人事件』だけは比較的真面な連続殺人事件であり、背後にストーリー性があってまずまずの出来かなとは思いました。
しかし、こんなに面白くないのによくここまで続いたなという感じですね。大貫警部もアクが強いだけで、たまにまぐれで推理が当たるケースもありますが、ただの人の悪い人物として描かれているのが残念です。時折人情味を見せるとか何にかしら人を惹き付ける物があればなあと思います。

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