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ミステリの祭典

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デッドマンズ・チェア
警視庁公安部公安第五課 コトダマ犯罪調査課

作家 阿津川辰海
出版日2026年03月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 mozart
(2026/04/21 10:55登録)
前作「バーニング・ダンサー」については「コトダマ」とか随分ぶっ飛んだ(特殊)設定だったな~ということくらいしか印象に残っていなかったので、序盤は主人公(永嶺)と他の登場人物との関係性が把握できていなくて少々戸惑いました。ただ、読み進めていく内にこの設定にも馴染んできてどんどんストーリーに引き込まれました。SWORDと同じくコトダマ遣いである中国マフィアとの間の戦いに並行して、マフィアから逃走中の(コトダマ遣いである)中国人カップルとSWORDメンバーの一人である沙雪との間の謎めいた関係とか、さらにSWORD内部での三笠課長と他のメンバー間の軋轢(因縁)が緊張感を持って描かれていて一気読みさせられました。

ただ一気読みしたせい(?)で伏線に気付かず最後のどんでん返しには結構ビックリさせられました。まさか最初からとは……。
多分続編もあるでしょうが、あのチート級の異能者に対してどのように決着をつけるのか楽しみです。

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