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ミステリの祭典

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パズルと天気

作家 伊坂幸太郎
出版日2025年05月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 まさむね
(2026/04/01 22:16登録)
 5編で構成された短編集。各短編は独立しているけれど、最終話で一部の短編の設定が醸し出されているよね…って感じ。伊坂さんらしい作品が揃っています。作者自身は「短編小説を書くのは得意ではない」と述べておりますが、いやいや、読み心地も良くて(バリバリの本格短編ではないけれど)良質な読書時間は確保できるのではないかな。
①パズル:おっと、そう来たか。幸せな気持ちにさせてくれる好編。
②竹やぶバーニング :仙台七夕の舞台でかぐや姫を捜索する物語。作者らしい。
③透明ポーラーベア:収録作中で最も初期(20年以上前)に書かれた作品。個人的にはあまりフィットしなかったけれど、専業作家となり始めた頃の作品という意味では趣深い。
④イヌゲンソーゴ:犬たちが主人公で、軽快かつコミカル。ラストも洒落てます。
⑤Weather:ステキな意外性。年代的にも、感じ入るものがありました。

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