| 大好きな人、死んでくれてありがとう |
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| 作家 | まさきとしか |
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| 出版日 | 2026年02月 |
| 平均点 | 6.00点 |
| 書評数 | 1人 |
| No.1 | 6点 | メルカトル | |
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(2026/03/28 22:40登録) 解散した男性アイドルグループの一員、南田蒼太が何者かに殺された。 北海道Y市の廃ホテルで、めった刺しの遺体で発見されたのだった。 メディアは騒ぎ立て、警察は地道な捜査を開始する。 事件当夜に南田と会った同じ職場のパート女性、グループの元メンバーたち、十代で孤児となった南田を引き取った伯母とその娘……。 誰もが昏い秘密を抱えるなか、驚愕のラストが待ち受ける傑作ミステリ。 Amazon内容紹介より。 本を選ぶって本当に難しいんだなあ。第一章を読み終えた段階では、何これ無茶苦茶面白いじゃんと思いました。第二章もそれなりの出来でこれは傑作かも?となりましたが、その後トーンダウンして行きあーあやっぱりこんなものかという感じに。章ごとに視点が変わり話は拡散していきます。頭を整理するのに若干時間がかかりました。殺された南田蒼太の関係者が絡み合い、イヤミスの様相を呈して、かなり異色なサスペンスと云った印象になり、どんどんミステリと離れて行ってしまいます。 帯の惹句「驚愕のラスト」とはどれを指しているのでしょうか。何かしらのどんでん返しがあると思ったら大間違いでした。そうした出版社の戦略に見事に嵌ってしまった私が悪かったのです。まあ面白かったとは言えますが、期待を超える事はありませんでした。もう少し構成を変えるなり見せ方を工夫すれば、もっと秀作になったかも知れませんね、残念でした。 |
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