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ミステリの祭典

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大サービス
原田宗典

作家 評論・エッセイ
出版日1993年04月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 メルカトル
(2026/03/19 22:31登録)
ハラダ家はなぜビーチサンダルがふえるのか? ハラダはこだわる。ハラダはウンチクする。ささやかなこと、大事なこと、みんなまとめて大サービス。買って納得、読んで満足。気前のいいエッセイ。
Amazon内容紹介より。

CanCam始め様々な雑誌に掲載された、原田宗典のエッセイ集。
何が大サービスなのか判りませんが、イマイチ笑えません。こうした何かに特化したエッセイでない場合、読者に笑ってもらってなんぼだと私は考えますので、その意味では優れているとは言えません。例えば貰ったサボテンに名前まで付けて話しかけたりして可愛がっていたのに、結局腐らせてしまった話とか、4歳の娘がリップクリームを塗るまでの顛末など、心に残るものもありました。私の好きな映画監督、フランシス・コッポラの話もちょっとだけ出てきて嬉しかったのも事実。

だから、そうした当方の琴線に触れる話題がもっとあればなあと言うのが正直なところ。娘の話がもっと収録されていれば合格点だったと思いますが。しかし幼い子供の考える事は摩訶不思議で、美味しいのにカエルは食べないものはなあに?という娘の出したクイズにトイレで考え込む原田の姿は流石に笑えました。その答えは・・・まさに不条理の世界でした。
しかし、原田宗典と云う人は真面目なんだろうなと実感しました。一つひとつのエッセイに著者の実直さが透けて見えてしまってるんですよ。

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