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ミステリの祭典

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ニューヨーク・クルーズにぴったりの失踪
警官レイチェル&看護師サラの事件簿

作家 ドーン・ブルックス
出版日2026年04月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 nukkam
(2026/04/16 10:22登録)
(ネタバレなしです) 本国ではRachel Prince Mysteryと宣伝されているシリーズの第2作で2018年に発表されました。豪華客船コーラル・クイーン号が再び舞台となり、航路はサウサンプトン発ニューヨーク着です。シリーズ第1作の「地中海クルーズにうってつけの謎解き」(2018年)では失恋の痛手がレイチェルのクルーズ旅行のきっかけでしたが、本書ではそれが払拭されてか気持ちが前向きになっています。ロシア人船員の急死と容疑者の失踪という事件が起きますが、船客の立場のレイチェルと船員の立場のサラが足並みを揃えての活動場面は案外と少ないです。正体不明の殺し屋が登場してサスペンス小説要素の濃かった前作に比べると犯人当て本格派推理小説らしさはありますが、レイチェルが第37章で説明した「それだけだったらなんでもないけれど(中略)いろいろと考え合わせたら」についてはもう少し詳しく説明してほしかったです。

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