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ミステリの祭典

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真綿荘の住人たち

作家 島本理生
出版日2010年02月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 take5
(2026/03/04 19:00登録)
各章が次第に収束する中見えてくる別の絵

①進学のため真綿荘へやってきた大和葉介
「青少年のための手引き」タイトルからも
痛めの青さを読者として許容するスタート
②付き合いを隠している八重子と椿の関係
「清潔な視線」お互いの信頼とちょっとの
ズレが繊細に描いている島本理生本領発揮
③意外な鯨が好きな荒野先輩「シスター」
こういう恋愛は生い立ちが素、説得力の元
④サークルの絵麻と駆け落ちさせられ葉介
「海へむかう魚たち」受身から少しの成長
これは好きです。男性として読み応えあり
⑤下宿主:千鶴と画家:晴雨の出会いの話
「押し入れの傍観者」種明かし編で反転。
⑥千鶴と晴雨の再出発の話「真綿荘の恋人」
少し不幸で少し幸せ少し不思議なラストは、
賛否が分かれるところですが綺麗事はなし。

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