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ミステリの祭典

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骰を振る女神

作家 ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ
出版日2025年09月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 レッドキング
(2026/03/04 18:10登録)
待ってました!ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ、夏来健次訳! 今回は、長め中編1作と短め中編2作の3作入り。標題作以外の2作は、ミステリと言ってもいいかな。
「骰を振る女神」 悪党ジゴロ男のシュールなピカレスクと言うより半倒叙極悪譚。クリスティ「終りなき夜に生れつく」やハイスミス「リプリー」の美形青年と設定同じながら、当作主役はズッと「ムナくそ」な男。倒叙だと、その主観に読者情念も巻き込まれるものだが、ここでは、ただひたすら、因果応報エンドに拍手パチパチ。
「ピンクのダイヤモンド」 白昼街中、拳銃を乱射して逃亡する宝石強盗団。グロテスクにしてコミカルなサスペンスが、偶然居合わせた女を巻き沿いにした宝石Whereミステリに合流。
「死はわが友」 地味な銀行員の夫婦旅行休暇が、悪夢の様にシュールなバラバラ殺人サスペンスと混じり合い、驚きの捻りエンドへ。

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