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ミステリの祭典

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ひとりかくれんぼ

作家 TAKAKO
出版日2009年07月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 メルカトル
(2026/02/28 22:32登録)
真夜中、ちょっとした細工を施したぬいぐるみを相手に一人でかくれんぼをすると、何かが起こる?と言う都市伝説を実行した高校生達を襲う怪異とは。
読み始めてすぐに、ああこれはよくあるB級ホラーの典型的なやつだなと思いましたが、一味も二味も違いました。かなり本格的なホラー小説です。起承転結が確りしており、途中で『月刊ホラーミステリー』の編集者が登場する辺りから過去の事件との関連が見え始め、物語は大きく動き出します。

都市伝説と過去との因縁、意外な人間関係、ミステリ的仕掛けなど見どころが多く読み応えもあります。心理描写も良く出来ているし、それぞれのキャラも個性的であり、またリーダビリティも優れているのでノンストップで読むのも可能です。何より面白いのが一番ですね、怖さもそれなりでプロットもなかなかよく練り込まれた佳作だと思います。

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