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ミステリの祭典

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きまぐれ学問所
星新一

作家 評論・エッセイ
出版日1989年06月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 斎藤警部
(2026/02/21 00:30登録)
“若さが希薄になれば、抵抗もへるせいか、なかを進む時間の動きも早くなる。”

古き良き時代、昭和と平成の境目に綴られた、思索と提案に古今の “書評” を絡めたエッセー。 幹も枝葉もよく伸びる。 軽いようで重厚洒脱。 常に明るく前向きで、時に驚くほど攻撃的。 ミステリ好きのSF作家である氏が、もう一人の自分とアイデアの短いパス回し(足元でよく変化する)公開練習を見せてくれる。 屡々タッチラインを越えたかと思えば、そこはもう隣のコートだったりする。 特殊なようで実は普遍的な話題を掘り起こすのが上手い。 深いところに手を伸ばす魅力の一冊。 でもまあ、軽い気持ちで読んでくださいな。

つぎの未来は/ジプシーとは/『文章読本』 を読んで/凧のフランクリン/ファシスト人物伝/人生について/エスキモーとそのむこう/老荘の思想/発想法、あれこれ/李白という人/フィナーレ

“もっと書いてみたいが、から回りの見本になるばかり。”

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