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ミステリの祭典

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百窓の殺人

作家 歌田年
出版日2026年01月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 虫暮部
(2026/03/13 15:01登録)
 “百窓” は全然記憶に無いな~。“特殊な建物” と来れば或る種の期待をしてしまうがそれについては今一つ。
 途中で一人あんな死に方をするのは、ミステリ的には余計なエピソードなのでは。
 殺された某の立場は、“過去の事件の関係者” なのか、“金で雇われた協力者” なのか。
 記述者が余計なことをして事態が悪化するのは面白い。“安全圏の傍観者” ではないところが。

 '90年代の諸々に関する解説口調を考慮すれば、この話は “後年になって記述者が思い出を綴っている” ものだと思われるが、その設定はあまり生かされていない。どころか、曖昧なラストからすると、“後年” の時点で未だ決着が付いていないようだ。それとも、あの最後の疑問点を追及するシリーズが続くのだろうか。

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