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ミステリの祭典

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棄ててきた女 アンソロジー/イギリス篇
若島正編 異色作家短篇集

作家 アンソロジー(国内編集者)
出版日2007年03月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 蟷螂の斧
(2025/12/29 15:13登録)
(異色作家短篇集19)
①時間の縫い目(ジョン・ウインダム) 7点 車椅子の夫人は窓辺で50年前のあの日を想った。恋人を待っていたが現れなかった日だ。まどろむと、恋人が昔の姿のまま現れた…夢?(SFファンタジー)
②水よりも濃し(ジェラルド・カーシュ) 7点 愛する女のため、偶然にも裕福な叔父を殺害する機会を得る…意気地なしと言われ(奇妙な味というより奇妙な展開の物語)
③煙をあげる脚(ジョン・メトカーフ) 5点 インチキ医者が水夫の脚を手術…埋めこめられた宝石(魔術による復讐)
④ペトロネラ・パン~幻想物語(ジョン・キア・クロス) 5点 30年間、赤ちゃんコンクールを開催する男。これほどの美しい赤ちゃんに見向きもしない…ある秘密(SFチック)
⑤白猫(ヒュー・ウォルポール) 4点 男は富豪の未亡人に求婚する…でも飼い猫が(まあ、予想通り)
⑥顔(L・P・ハートリー) 6点 理想の女の顔を描き続ける男。似た女と結婚するも死に別れ。また似た女が現れたと聞き…女性側の悲劇(普通の小説?)
⑦何と冷たい小さな君の手よ(ロバート・エイクマン) 5点 見知らぬ女性と電話で話すようになり…女性は男をじらす(電話中毒)
⑧虎(A・E・コッパード) 4点 見世物動物園に虎がやって来た。うまく調教できるか…横恋慕の結果(口のきけない黒人がアクセント)
⑨壁(ウィリアム・サン ソム) 7点 消防士らは5階建てのビルの消火に。すると壁一面が…4人の運命(オチは感心)
⑩棄ててきた女(ミュリエル・スパーク) 5点 仕事帰りのOL。何かやり残したことがあるような…最後の一行(伏線はあるが、驚けない)
⑪テーブル(ウィリアム・トレヴァー) 4点 売りに出たテーブルにまつわる話…家具商の想像力(売却先は愛人?)
⑫詩神(アントニイ・バージェス) 5点 宇宙にもう一つの地球がある。シェークスピアが本当に戯曲を書いたのか調べるため時空を越え…何人かが同じ調査をしていたようだ(宇宙人は宇宙人だね)
⑬パラダイス・ビーチ(リチャード・カウパー) 9点 美しい浜辺のホログラフィ。現実に存在する?…浜辺に入った夫人は(SFと思いきや探偵小説)

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